オーストラリア語学留学 基本情報 シェアハウス VS ホームステイ
オーストラリア留学基本情報 シェアハウスに関する詳しい情報
シェアハウスとは、一つの家で数人が一緒に暮らすという意味です。
ではまず先に、シェアハウスの形態からお話します。
シェアハウスはすぐ見つかる訳ではなく、普通はオーストラリアに来て
ホームステイで1ヵ月程度生活しながらシェアハウスを探す方が多いです。
シェアハウスは主人によって2つに分けられることがあります。
▶️大家がオーストラリア人のシェアハウス
▶️管理人が学生のシェアハウス
主人がオーストラリア人のシェアハウスは、普通は家を2軒以上を持っており、
そのうち1軒を学生たちにシェアハウスとして提供するのが普通です。
管理人が学生の場合は、1人の学生が家をレンタルして学生たちにシェアする形です。
そして普通はその家に一緒に居住しています。
1.、オーストラリア人のオーナーと学生管理人の相違点、シェアハウス規則
いくつかのルールがあります。
ただし規則というよりは、ただ他の人とうまく付き合うための
エチケットほどだと思えば大丈夫です。
・外国人比率
オーストラリア人:普通、西洋人たちが多いです。
理由は、バックパッカーや西洋人がたくさん集まる場所に広告を出すからです。
学生:日本の学生が管理人の場合は、日本の学生たちがほとんどです。
・最低契約期間
オーストラリア人:普通2週間単位で前払いします。
また、最低契約期間が4~6週の場合が一般的です。
学生:普通1週間単位で計算したり、契約期間もない場合が多いです。
あっても2週間くらいで少し短いです。
・bond(デポジット)およびno bond
オーストラリア人:普通100$程度bondがある場合が一般的。
学生:普通bondがない場合が一般的。
・キッチンやその他の施設
この部分はシェアハウスごとに違いますが、普通、オーストラリア人オーナーの
シェアハウスの方が少し良いです。
ただし、学生オーナーのシェアハウスの方が良い場合もたまにあります。
・施設の修繕
オーストラリア人:施設修繕が早いです。 問題が生じれば、すぐに修繕されます。
学生:やや時間が長くかかる場合があります。
・パーティーや他の友達を招待
オーストラリア人:夜10以降はほとんど不可能。
単なる夕食の招待および訪問は問題ありませんが、10時以降の場合、
友達を招待するのは難しいです。
学生:他のシェアメイトや学生管理人に許可をとれば可能。
・施設
オーストラリア人:施設は良い方ですが、価格は高いです。
学生管理人のシェアハウスより1週間当たり10$~20$高いです。
学生:施設はあまり良くありませんが、代わりに価格は1週間当たり
10$~20$程度安いです。(但し施設がいい所も稀にあります)
・入居条件
オーストラリア人:入居が簡単です。理由は価格がちょっと高いために
部屋に余裕があるからです。
そして普通一つのシェアハウスに4~6部屋なので、
部屋が多い分、簡単に入居できます。
学生:入居することが難しいです。
普通、人数が2~3人なので管理人が1部屋使用すると、
残りは1~2部屋しか残らないからです。
・雰囲気や様子
オーストラリア人:主人の顔色を伺う必要がありません。
オーストラリア人の主人は他の家に住んでいるため、
主人の顔色を伺う必要はありません。
学生:一つの家で一緒に居住するために、
あれこれ主人と摩擦が生じる可能性があります。
・人員の構成
オーストラリア人:普通4~6人で、西洋人もたまにいるが、
基本的に東洋人で構成されています。
学生:管理人によって異なりますが、日本の学生が主人であれば、
ほとんど日本の学生で構成されています。
・仕事情報を見つけやすいか
オーストラリア人:西洋人の場合は、ほとんどワーホリで来て仕事をしています。
仲良くなったら紹介してもらったりして、より仕事場が探しやすくなります。
学生:普通シェアメイトがすべて学生なので、雇用情報を得るのは難しいです。
ただしシェアメイトが仕事をしている人がいる場合、
雇用情報が入ってくる場合もあります。
・勉強の効果
オーストラリア:日本人がほとんどないため、さらに英語の活用度が高くなります。
学生:同じ国の人たちがたくさん集まるので、日本語を多く使用してしまい、
英語の活用度が低くんることがあります。
2.共通して守らなければならないこと。
・家の中の喫煙禁止。
・シャワーの時間は10分程度に制限。
・外出の際は、電気やエアコンをoffに。
・引越しする場合、少なくとも1~2週間前に主人に知らせる。
3.シェアハウスの一般情報。
普通1人部屋と2人部屋があります。
1人部屋が1週間当たり100$であれば、2人部屋の場合は75$~80$程度です。
シャワー室と化粧室は、通常共同で使用します。
冷蔵庫の場合は1~2つあって、普通共同で使用します。
キッチン道具及び最低限の家具(ベッド/布団/まくら/机など)は全部あります。
エアコンは普通ない場合が多く、天井に扇風機が付いています。
TVは居間にあって、各部屋にはありません。
電気代などは大抵家賃に含まれています。
(たまに含まれておらず、別々に支払う場合もあるので、必ずチェックしてください。)
共益費があります。
洗剤やトイレットペーパー購入などに必要なためです。
(この部分はシェアハウスごとに異なりますが、私がいるところは毎週
1週間に1ドル集めて購入します。)
洗濯機および脱水機は無料で使用できる場合もありますし、
コインランドリーもあります。
(私がいるところは1ドル20セントで洗濯機が使用できます。)
5.シェアハウスを見つける方法。
シェアハウスは、探そうと思ってもすぐに探せるものではありません。
少なくとも1週間、普通2週間ほど時間が必要です。
普通ポスター広告や人脈を利用して探します。
ポスター広告の場合は、主人がオーストラリア人か日本人かによって
少し違いがありますが、普通、広告開始日から短期間で入居者が見つかってしまいます。
私もオーストラリアに来て、シェアハウスの入居者を求めるポスターで見つけました。
そして電話をすると、そのうち90%以上はすでに入居者が決まった後でした。
つまり、ポスターの場合は入居者を探しているという広告貼って、
すでに入居者を見つけた後も、そのまま放置するケースが多いのです。
私もこんなにたくさんシェアメイトを探すポスターがあるから、すぐに
見つかると安易に考えていましたが、3日間ホテルで過ごす羽目になりました。
そしてシェアハウスの募集を見つけられたからといって、
そのシェアハウスに入れる保障もありません。
シェアハウスの選択には、普通4つの条件があります。
・学校やシティからどのくらい離れているのか
・施設は大丈夫か?
・費用は本人の希望に合うか
・入居者の国籍別の割合はどうなのか.
上記の条件も考慮しなければなりません。
この条件を全く考慮しなくても、少なくとも1週間程度かかり、
条件を考慮すれば、少なくとも2週間ほどかかります。
運が悪ければ、予約をしておいて、何日かさらに
待たなければならない場合もあります。
人脈を利用するというのは、友人が他の家や地域に引っ越した場合、
その友達の家に入ったり、友達が友達の家を紹介してくれるケースです。
オーストラリア留学基本情報 ホームステイに関する詳しい情報
ホームステイは普通、オーストラリアの学校で斡旋してくれます。
通常オーストラリアに到着したら、一旦ホームステイの家に行くことになります。
地域ごとに違いがありますが、通常1週間当たり180$~200$程度です。
オーストラリア人家庭の空き部屋を使用することになります。
ホームステイの場合は、施設は普通の住宅です。
フィリピン留学経験者の場合は、フィリピン下宿のようなものと考えてください。
シティ郊外に位置する。バスで30分~1時間の距離。
(バス費は本人負担ですが、普通1ヵ月に80 $~100$)
お昼はご自身で用意しなければなりません。(平日は朝/夜だけが提供され、
昼食は自身で用意しなければならない。週末は3食提供される家もあります。)
部屋の掃除は本人がしなければなりません。洗濯物は本人がしたり、
1週間に一度ホストファミリーが一緒にしてくれる場合もあります。
電話やホームステイの家の物は、先に許可を得て使用しなければなりません。
ホームステイの場合は人によって合うことも、合わないこともあります。
普通10人のうち1~2人はホームステイをして、ホームステイ契約期間が終了すると
シェアハウスに移る場合がほとんどです。
通常、仕方がなく最初の月はホームステイで泊まって、
その後にシェアハウスを探して出て行くのが普通です。
私は個人的にはシェアハウスを推薦します。
シェアハウスは他の国籍の人が多い場合は、ホームステイよりもっと多く
英語を使用することができます。
ホームステイは単純費用では2倍程度ですが、お昼の費用や交通費などなど考慮すると
シェアハウスより3倍以上かかることもあります。
ホームステイの場合は、実際来てみて本人に合わなければ変更も可能ですが、
実際には雰囲気上、少し難しいです。
それで、気まずいまま滞在するケースも多いのです。