オーストラリア留学
前編では、オーストラリアの魅力についてご紹介しました。
それでは、これからはオーストラリア語学留学に行く方々の最大の目的である、
英語力の向上に繋がる秘訣をお教えします。
ご自身のビザと英語のレベルに合った語学学校の選択、
留学プランを事前に計画してください。
オーストラリアは、前編で説明したビザによって留学できる期間が異なるため、
ビザの選択によって留学計画を立てなければなりません。
学生ビザは、期間別の留学計画を立てたほうがいいです。
学生ビザのほとんどは、留学期間を6ヵ月~1年としているため、
具体的な留学計画を考えなければなりません。
そのまま行っても大丈夫ですよね?という考えでは、費用を投資したほど
英語力が向上しない場合もあるので、期間別に留学計画を立てるのがいいです。
英語力が初級、中級の方が、読解、リスニング、ライティング、スピーキングなど、
英語の基礎を勉強するESLの過程と会話を集中的に学ぶことは、留学序盤の6ヵ月で十分です。
意思疎通に関しては、自信がついて、これくらい言葉が通じたら大丈夫だろうと、
自分の実力に満足する瞬間が来るようになります。
そこで諦めたら、それ以上の上級英語ができなくなります。
同じ期間で、より大きな目的を達成して来られるように計画を立てなければなりません。
オーストラリアの語学学校には、ESLプログラムとともに、ビジネス、ケンブリッジ、
IELTSプログラムなど、特別プログラムが設けられています。
これらのプログラムは、中・上級の実力の学生たちが受講できるプログラムであるため、
1年の留学計画をする学生は、6ヵ月のESLプログラム+ケンブリッジプログラム、
もしくはIELTSのプログラムを受講すると、会話はもちろん高得点まで獲得でき、
1年で得られる効果のため、期間に応じた目標を設定しておけば、より早い英語力の向上と、
さらに大きな効果を得ることができます。
ケンブリッジ、IELTSプログラムとは?
〈ケンブリッジプログラム〉
ケンブリッジ英語検定は、英語力を測定する最も権威のある試験の一つで、
英語圏の国家で多く施行される英語力レベルの測定試験です。
全世界的に実施されている試験の中で、最も権威のある試験であり全般的な英語の実力について、
測定する試験に備えて勉強するプログラムです。
また、ケンブリッジ英語検定は、一度合格を受けると一生有効な試験です。
〈IELTSプログラム〉
IELTSは、オーストラリアとケンブリッジ大学、ブリティッシュ・カウンシルが共同開発し、
管理する国際的な英語能力評価試験です。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの英語分野が均等に測定され、
受験者たちの総合的な英語力を、最も明確に見分けることができる試験で、会話試験は、
試験管と1対1の対話で実施されるため、他の試験とは異なり、実質的な英語の
コミュニケーション能力が評価できます。
世界的に有名な試験ですが、特にオーストラリアで留学している学生の場合、
移住と大学進学に必須条件なのがIELTSの点数です。
外資系企業は、ケンブリッジ英語検定を重視する場合が多いですが、
オーストラリアではIELTSの方がより好まれ、オーストラリア語学留学後、
大学進学や永住権までに関心があるのなら、
IELTSプログラムを受講したほうが、より役に立ちます。
ワーキングホリデービザの学生は、スピーキングを集中的に学ぶことができる語学学校を選択しなければなりません。
![オーストラリア留学](http://australiaryugakuagent.com/wp-content/uploads/2015/10/glasses-983947_1920-1024x682.jpg)
ワーキングホリデーの学生方の主な目的は、英語の勉強より
海外経験や海外で働くことを目的とする
学生方が多いため、文法よりはスピーキングを集中的に勉強しなければなりません。
いくら文法の知識が豊富でも、実際には生活の中で使えない英語であるので、
初めにオーストラリアに行って仕事を探すなら、スピーキングに特化した語学学校を選択すれば、
短期間で実践的に使える英語を学習することができます。
そして、費用不足で、最初に語学学校に長く通えない状況なら、
最初に4~8週間ほどの短期留学をし、生活に慣れ人脈を築いて本格的に仕事をして、
稼いだお金で帰国前に必ず4~8週間くらいの勉強をした方がいいです。
仕事をしながら、継続的に英語を使用してはいましたが、仕事をしながら使用する英語は、
毎日同じ用語の繰り返しで、英語の実力を向上させるためには不十分であるため、
本人が英語の実力を十分に向上させるためには、語学学校で英語教育を受けるのが良いです。
そうしてこそ、より良い英語力をつけることができるため、ワーキングホリデービザで留学できる
最大期間の17週間を上手に活用して、帰国前の8週間も
ただ無駄に過ごすことなく必ず語学留学をしてください。
英語の勉強は手と頭でするのではなく、口に出すことです。
私たちが、今まで英語を勉強してきたのにもかかわらず、話すことができない理由は、
英語の勉強を口ではなく手と頭だけでやっていたからです。
いつまでもノートに書いて問題を解いていても、それを活用しなければ、
それは自分のものになるとは限らないからです。
実践あるのみ!
![オーストラリア留学](http://australiaryugakuagent.com/wp-content/uploads/2015/10/queensland-541352_1280-1024x768.jpg)
オーストラリアでの語学留学は、生活の中で話す英語を学ぶことが十分にできる場所があります。
オーストラリア語学学校の授業時間は、1日に多ければ5時間で、グループ授業で進行されるので、
どう見ても、実質的に学校で自ら英語を発する時間が多くはないです。
学校で学ぶ英語以外に英語を学習するとしたら、外に出て英語を使わなければなりません。
英語が母国語であるオーストラリアでは、いくらでも英語を活用できる場所があります。
学校の先生がいなくても、街頭で、通り過ぎるおじさん、レストランの従業員、
隣に住む子供でさえも友達になれば英語の先生になります。
知らない人に対しては言葉をかけない日本の環境に慣れ、
「話しかけても、あの人が私を変な人に思ったらどうしよう」という考え方は捨て、
無条件に話しかけると、年齢関係なくその日からあなたの最良の英語の先生になります。
英語が使える仕事を!
そして、オーストラリアは学生ビザ、ワーキングホリデービザ、アルバイトが可能なため、
英語が使える仕事を見つけてください。
お金がないから、私は英語ができないから、と言って簡単に就ける日本人経営のところから
仕事を探す学生方もいますが、そうなると、日本でアルバイトをするのと違いがありません。
費用面でも、高いオーストラリアの物価に対し、
日本人に見合った相応な報酬を与えてくれるところは
ほとんどないため、生活費の足しとしてマイナスの生活になる場合もあります。
所持金が0でない以上は、自ら努力して英語を使う努力をし、
仕事をしながらも多様な人たちと出会い、
自分のまだ未熟な英語力を少しでも活用する機会を持つ必要があります。
肯定的な考えを持ってください!
日本の学校で数十年英語を勉強したのに、外国人に出会っでも
英語を避けたいという英語に対する不安感。
オーストラリア語学留学をするといって、
「英語力が急速にネイティブほど上達するだろう」という、
大きな期待感を持つようになると、むしろストレスを感じることになります。
英語は楽しみながら学習することです。
完璧な英語ができなくてもいいのです。
昨日より一つでも多くの文章を学んで活用できたとすれば、
それは、自分の英語力が上がったと考えましょう。
日本で生活していても、時に苦しく、言葉が通じない場合もありますが、
全く異なる言語を使用する国では
適応するための時間が必要なために、十分に現地に慣れて不安な気持ちが解消した状態でこそ、
さらに早いスピードで、本人の目的を達成することができるため、焦らずに余裕を持ってこそ、
より早くより良いオーストラリア語学留学と留学生活ができるのです。
皆が同じスタートラインで留学を開始するとしても、
皆が最高の結果を得ることができるとは限りません。
オーストラリア語学留学のメリットと、本人に合った留学計画を立てること、
そして成功の秘訣を読んで肯定的な考えを持ったなら、
オーストラリア語学留学最高の結果の主人公は皆さんになるはずです。