オーストラリア語学留学　オーストラリアで食堂がある学校にはそれなりに理由がある

私は、オーストラリアに来る前にこんな考えをしました。

オーストラリアの学校を決めるとき、ある学校には食堂があり、

ある学校には食堂がありませんでした。私はこの時点で漠然と思いました。

“この学校には他の学校にはない食堂がある。 他の学校と比べて

何かがいいのだろう。“と思いました。

もちろん具体的に“何がいい“ということは分かりませんが、

漠然と“規模が大きく、他の学校にない何かある“と思いました。

 

同じような2つの学校で1つを選択できないとき、一方の学校には

食堂があるといって、そちらに気持ちが動く学生もいます。

しかし一言でいうと、食堂の有無は学校選択の上で特別な意味を成しません。

 

学校に食堂があるかないかは、ただ学校の場所に関係あります。

学校の場所がシティ郊外の場合には食堂があり、

学校がシティにあると食堂はありません。

つまり学校の場所によって、食堂の有無が決まるのであって、

学校の良し悪しには関係ないという意味です。

 

Aという学校がケアンズ/パース/メルボルンにあるとします。

同じA学校でも、学校がある地域によって食堂があるかどうかが決まります。

つまり、Aという学校が該当地域のシティにあれば、その地域の学校には食堂がなく

Aという学校が該当の地域でシティ郊外にあれば食堂があるという意味です。

 

学生の場合、どうしてもお昼のお弁当を準備できない場合があります。

この時学校がシティ近くにあれば、学校周辺に多くのレストランがあります。

そのため、多くのレストランの中から安い所を探して

自分が食べたいものを食べれば良いです。

値段よりも美味しいものを選んで食べることもできます。

 

しかしシティ郊外であれば、学校の周辺はほとんど草原や家しかありません。

そのため、学生たちは昼食を何とかすることができません。

それが理由で、学校に食堂を別に設けています。

 

値段面では、学校の食堂もシティ周辺の飲食店もほぼ同じです。

学校の食堂の場合でも$8~$12前後かかり、

シティ周辺の安い場所でも$8~$12です。

そしてシティの場合は、様々な飲食店があるため

自分の好みによって選んで食べることができるのでもっと良いです。

 

つまり、食堂の有無は学校によって違いがあるわけでなく、単に学校が

シティにあるか、郊外にあるかによって学校の食堂があるかどうかが決まります。

 

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学校内に施設があるかどうか

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 私もオーストラリアに来る前は、学校の施設によって

学校の良し悪しが分かれると思いました。

学校の施設が充実していれば良い学校であり、

規模が大きい学校だと思っていました。

 

しかし、運動をあまり好まない学生にとって

学校内の運動施設の有無は大きく関係しません。

そして、図書館やその他の施設も、私にとってはあまり大きく影響しません。

しかし、このような施設があるかないかの差は、

学校選択の際になんらかの影響を与えていることは事実でした。

「他の学校にはないけどこの学校にはあるから、もっといい学校なんじゃないか」

という考えがあったのは事実です。

 

そして今、オーストラリアで多くの学校に通ってみた結果から、学校の施設によって

その学校の良し悪しが決まる訳ではないことが分かりました。

 

むしろ学校の施設が充実している学校は、

施設が利用できるため学費や登録料が高いです。

施設が充実していても実際それほど利用しないものなので、あえて高い学費や

登録金を払って学校施設の良い学校に行くのは、かえって損です。

もちろんその反対で、このような施設をたくさん利用する予定なら

少し高いお金を払っても、それはむしろその人にとっては得になります。

しかし、それにもかかわらず学校施設はあまり利用しないのであれば、

あえて高いお金を払って施設のいいところ行く必要はありません。

 

ここに、実際にあった1つのエピソードがあります。

私と一緒に学校に通う学生が、一緒に通っている学校に不満を抱いたことがありました。

“私の友達が通う学校は、毎日DVDを1本ずつ借りることができると聞いたけど、

私が通う学校ではできない。“と学校の不満を言っていました。

 

その後、私が言った一言です。

“あなたはこの学校にいくら払って通っているの？“と聞きました。

すると、“1週間当たり$290で通っている“と言うのです。

そして、私は言いました。

“友達が通っているという学校は1週間当たり$330で、入学の際にも入学金以外に

別途$150の施設利用料を払っているのを知ってる？“と。

そして、“1週間当たりの学費に$40の差があって、施設利用料の追加金額$150まで

計算すると、1週間でおよそ$50あなたの方が安くなります。

$50の違いがあったら、一日に$10の差があるということになり

家の近くのDVDショップで3本以上借りることができるよ“と話しました。

そして“DVDレンタルの面だけでみれば、その学校では1日1本DVDを

借りることができるけど、あなたの場合はむしろ1日に3本DVDを借りることができるから、

むしろ私たちが通う学校の方が、その学校よりもっと良いのではないか“と話しました。

 

このように結局、学校施設の利用には、それなりの学費や利用料が含まれています。

そして、もしこの友達がそのような内容を事前に知っていたら、

不満を持つこともなく勉強に専念することができたはずです。

このように、オーストラリアの地域選択や学校選択は重要ですが、

もっと重要なのは、オーストラリアに来て経験するさまざまな誤解や勘違いです。