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オーストラリア語学留学 シドニー比較分析〜ワーキングホリデーの初めにもアルバイトをするべきか〜

 

これは、私がシドニーに来て驚いたことの一つです。

通常オーストラリアワーキングホリデービザの学生の場合は、

3ヵ月間勉強してその後仕事をします。

これは、オーストラリアのすべての地域での平均です。

そして初めの3ヶ月間勉強する際には、

3ヶ月間勉強にだけ専念して仕事を並行しません。

これが基本的であり、最も効果的な方法です。

メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズなど

ほとんどがこのようなスタイルです。

もちろん上記の地域でも、初めの3ヵ月間勉強する時期に仕事を並行しようとする場合、

ほとんどの友人がそれはしない方がいいとアドバイスをします。

また、学校の雰囲気もあり、普通はそのまま初めの3ヵ月間は勉強だけに専念します。

しかしシドニー場合は、初めの3ヵ月間勉強する期間にも仕事を並行してします。

それは、このようなケースです。

1週間目に勉強を始め、2週間目以後に仕事を並行します。

4~6週間目には勉強を放棄して、仕事にだけ専念します。

もちろん、学生ビザや一部の学生の場合は、勉強にだけに専念する場合が多いです。

しかし、ほとんどは4~8週間の間に仕事を始めて、

12週間を前に勉強を放棄する場合が多いです。

簡単に言うと、初めの3ヵ月間、まともに勉強はできないといえます。

それではなぜ、とりわけシドニーにこのような傾向があるのでしょうか。

それは、地域的な特性によるものです。

 

シドニー場合は、通常シェアハウスに8~9人が生活します。

そして、そのルームメイトのほとんどがオーストラリアへ

ワーキングホリデービザで来た学生です。

そのため、その中にはシドニーに到着して1~4週間のルームメイトもいれば、ワーキング

ホリデー中盤(3ヵ月間の勉強を終え、仕事に専念している)のルームメイトもいます。

ここに、さらに他の地域で勉強をして、仕事をするためにシドニーに来た人もいます。

そのため9人もいれば2~3人は、オーストラリアに来たばかりで学校に通い、

残りの6~7人は仕事をしているルームメイトです。

そうなると、当然シェアハウスの雰囲気は、仕事をしている人たちが中心になります。

すると、シェアハウスでする話は仕事に関連するテーマが普通になります。

そして、誰かがその日に給料をもらったという話をします。

ある人は500$をもらい、ある人は700$もらったなどの話です。

このように、シェアハウスの雰囲気や会話の内容がほとんど仕事に関する内容や

お金に関する内容なので、自分でも気づかないうちに

仕事をしたいという気が起こります。

 


シドニーでは通常は週給$600前後です。


 

自分は勉強しながらお金をずっと節約し、週に$200~$300ほどの生活費で

生活していて、シェアハウスの住人から今週$600もらったという話を聞いていると、

仕事をしたくて仕方なくなります。

そのため自分も知らないうちに、ある程度生活に慣れた(約3~4週間)後、

勉強と仕事を並行するようになります。

初めは主な目的が勉強なので、学校が終わった後3~4時間程度だけ仕事をします。

一日に3~4時間仕事をすると、週$150~$250程度になります。

1週間に500~700$の給料であれば、もらうお金は多いと感じますが

150~250$をもらってもそんなに多く稼いでいるという感じがしません。

また、人である以上、他人の方が良く見えて比較をするようにもなります。

勉強と仕事を並行すれば学業に支障をきたすのは当然であり、

英語の実力向上が目に見えません。

そして仕事を並行していると、体が疲れるので学校の遅刻や欠席が多くなってきます。

 

実際このような理由で、シドニーにある学校では、遅刻率や欠席率が、

他の地域よりも高い傾向があります。

 

つまり勉強と仕事を並行すると、英語力も向上せず、そして

度々欠席も遅刻もするので勉強に集中できません。

そして1日3~4時間仕事をしても、お小遣い程度にしかならないので、

だんだん仕事する時間を増やすようになります。

そうなると1日に5~6時間仕事をして、次第に学校の遅刻や欠席が多くなり、

たとえ学校にきちんと出席しても復習や自習の時間が少ないため、

英語の実力が向上することもありません。

そうして8週間ぐらいになると、学校に通っていても英語の実力も向上せず、

むしろ勉強することがお金を稼ぐのに邪魔になっていると感じるようになります。

そしてそのまま12週間足らずで、勉強を放棄して仕事に専念してしまいます。

自分では、「絶対にそうならないと思えば、勉強も両立できるんじゃない?」

と考えるかもしれませんが、絶対に本人の思った通りにはなりません。

 

私も個人的には、勉強しながら仕事をしても

絶対に大丈夫という考えを持っていました。

しかし、シドニーで生活をすれば自分でも気づかないうちに、

「勉強しなければいけないが、仕事もしたい」という気がします。

シェアハウスにいると、他のルームメイトに影響されるからです。

そして、シドニーに来てから4週間にも経たない頃に、

勉強と仕事を両立する人たちに聞いてみました。

「勉強しながら仕事を両立すると、勉強に支障がありませんか?」と

多くの人に質問したことがあります。

全ての人が当然勉強に支障出るので、本心では仕事を辞めて

勉強だけに専念したいと言っていました。

しかし現実やその場の雰囲気で、仕方なく

勉強と仕事を両立するしかないと言います。

 


結論


結論は、シドニー以外の他の地域では、ワーキングホリデービザで

オーストラリアに来たなら、初めの3ヶ月間は勉強だけに専念して、

その後は仕事をするケースが普通です。

しかしシドニーの場合は、初めの段階でも勉強と仕事を並行する雰囲気があります。